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田植え 5月上旬

 

農園のイベント初めは田植えからのスタートです。

毎年GWに田植え体験として、田んぼの中へ直接入っていただき「土に触れること」、「人と協力すること」、「同じものを一緒に食べること」を感じてもらいながら、大人も子どもも一緒になって農園で一日過ごしてもらいます。田植えの最後には泥んこダッシュで締めくくります。

 

草取り 7月上旬

 

無農薬・無肥料 自然栽培において最も大変なのが稲の成長を脅かす雑草などの草取りです。

田植えを終えて早々に雑草の種も芽を出し始めますので、泥んこのふかふかベッドに根を下ろす前にチェーン曳きからはじめます。それでも残ったものは人の手で直接取っていきます。

それでも完全に取りきることはできませんが、雑草も自然界の一部であり生命の多様性と考えているので稲の生育に害さない程度に共生できるように整えていきます。

収穫祭 9月上旬

 

農園で一番盛り上がるのがこの収穫祭です。

GWに植えてもらった苗も夏の日差しの下でスクスクと育ち、立派な稲穂をつけて見事に首を垂れるまでに成熟していきます。中山農園は早稲(わせ)といい一般的な田植え時期より1カ月ほど早いので、収穫もお盆過ぎから始まります。みんなで植えた稲は一番最後に刈り取っていただきます。

しめ縄 年末ごろ

 

中山農園ではお米のほかに麦や大豆も無農薬で育てていますが、それ以外にもうひとつ珍しいのが「マコモダケ」というイネ科の植物です。マコモダケは日本の歴史に非常に古くから存在し、人の生活にとても身近なものとして重宝されてきました。茎の部分は食用として、葉の部分は筵(ムシロ)の材料、常在菌はお歯黒の原料、神事などにも使われてきたものです。このマコモダケを夏の間に一部収穫し、年末に自分で作ったしめ縄で良き年を迎えようという一年を締めくくる特別行事です。

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